現代右翼思想「過去と今」

過去と今ではどちらが退化しているだろうか。

過去とは昨日のことかもしれないし、1時間前のことかもしれない。

 

常に過去に負け続けているのが日本国ではないのか。

技術の進歩は昨日より今が進んでいるかもしれない。

昨日より医療技術や人工知能の開発が進んでいるのかもしれない。

過去は不便なだったことが、今は便利になっているモノやコトが多い。

 

今、パソコンやスマートフォンタブレット等で右翼思想を表現している者たち(以下、ネトウヨ)と過去の三島由紀夫はじめとする者たちには全く異なる思想や言動がある。

 

一般論はこうだろう。

ネトウヨには「言葉に責任感が無い」

 

一方、筆者が感じる"違い"とは、「覚悟」の有無である。

 

三島由紀夫は東大全共闘の若者と直接、真正面から議論を交わした。

ネトウヨはインターネットの世界で意見を思うがままにアウトプットする。

 

まさに今のネトウヨには"相手"が不在なのである。

相手がいれば「自分本位」の意見を言うだけにはいけない。

 

もっとはっきり言えば、相手がいると怖い。

モノをはっきり言えないただの傍観者となる。

 

これは、今街宣車を人が大勢集まる場所に止め、演説している「今」の右翼も同様である。

 

相手がいないところでただ叫んでいるのだ。

ネトウヨ=今の右翼