【現代】右翼思想vol.3
前回の最後に三島事件について少し触れた。
何も知らない筆者、ある意味空の状態が良かったと思いながら調査を進める。
がしかし、短時間(10分程度)調べただけで、何か不気味な感覚を覚えすぐに別のことを思考するようにした筆者がいた。
何が不気味なのか、はっきりとは言葉化できないが三島由紀夫の気迫、そして現実にこんなことをして何になるのだという疑問が筆者自身を不気味な気持ちにさせたのだ。
自衛隊と右翼との関連性は感覚的には理解できる。
三島は自衛隊員に向かって現状の日本国の事なかれ主義や他国への軍事的依存、日本人の不真面目さを訴えていたのではないかと考える。
敗戦後、アメリカに軍事依存し、経済的繁栄のみに走ったファクトがあるため、多くの日本人が国を愛することの優先度を下げ続けてきた。
したがって、現代右翼思想は、必ず三島事件を通過した後に出てきた。